糸リフト乳房固定術






大掛かりな手術をしないで上向きの乳房にしたい場合。

微小切開に抑え、糸を使って乳房を吊り上げる方法です。



糸リフト乳房固定術


 糸乳房固定術は、専用の溶ける糸であるハッピーリフト糸等を組み合わせて用いて下向きに下垂した乳房を上向きに吊り上げることで乳房固定を行います。
 また、乳房を前方に立てるようなデザインも可能です。



初診時に、使用する糸の決定と仮デザイン、術前検査を行います。(手術日の4週間前に受診して下さい。)


当日、点滴を開始して鎮痛剤を注射後に局所麻酔を行います。希望により他の麻酔を追加します。

微小切開(数o程度)を加え、針等を用いて糸を乳房の乳腺上や前胸部に刺入して上方に引っ張り、上向きに吊り上げて固定することで乳房の形を整えます。

テーピング固定します。


6週間程度で完成します。

糸は吸収性で、半年程度で溶けて吸収されます。

糸は吸収性ですが、吸収後も結合繊維の増生があるため効果の持続を認めます。

希望により非吸収性の糸を組み合わせることも可能です。












※使用する薬剤でアレルギーを起こす方は施行できません。





糸リフト乳房固定術 標準  \550,000

※お見積もり致します。
         

※基本投薬料込み 税込み





美容外科の歴史


下垂して乳頭部が下向きになっている乳房を上向きに吊り上げる医学的方法として、まず行われたのが外科手術による乳房縮小+乳頭部皮弁移動の手術です。

 これらの外科的な方法は医学的に合理的であり、現在でも行われておりますが、手術であるため相当量の出血や皮膚の傷跡、麻酔の危険性等を伴います。また、一番の問題は手術創が乳房自体に無視できな程度で長く目立って付くことと言えます。

 一方、人体にとって親和性の高い物質が研究される中、外科分野で広く使用されている医療用の吸収糸をアレンジして糸自体にギザギザの「返し」(cog)を付けることで引き上げ効果の保持力を持たせた専用糸がイタリアで開発され(ハッピーリフト糸)、この技術が乳房手術にも応用されていますが、開発者であるイタリアのPh.D , MD アッカードより直接レクチャーを受けて松井医院でも施行しております。

 本法は傷が微小切開だけで済み、乳房への傷は針穴のみとなるため乳房の皮膚に大きな傷を残しません。





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