乳房PLA注入法

自身の組織生成を促す乳房形成です。




PLA注入法は、PLAを乳房に注入して、自分自身の結合組織を増やすタイプの乳房増大法です。手術ではないため、切開も縫合も必要ありません。

 ポリ乳酸(PLA)製剤を用います。元々、脂肪組織萎縮症に対する治療法としてヨーロッパで20年以上の使用実績があり、注射後5日程度で水と二酸化炭素に分解されて体内には残りませんが、注射部位に結合組織等を生成させる働きがあります。

 ポリ乳酸は手術用の縫合糸としてや、皮下組織を増生させたり骨を接合するための医療材料として広く用いられている素材です。

 豊胸の実現には乳房の内部構成要素である乳腺、脂肪、結合組織のいずれかを増やす必要がありますが、PLAを注入した場合、この内の主に結合組織を増やすことができ、次いで出来上がった結合組織を足場として各種組織成分も増生します。



表面麻酔を塗ります。

PLAを主に乳腺下に注入します。


注入部位で、徐々に自分自身の結合組織が生成します。

2回以上を目安に、1カ月おきに注入を繰り返します。

PLA自体は吸収性のため残存しません。結合組織の生成は半年以上続きます。

仕上がりは自身の組織生成の程度によります。

本法では、1回目の注入で結合組織の「土台」が形成され、その上に更に結合組織の増生を重ねて行くことになる場合が多く、特に2回目の注入後からボリューム増大効果が実感出来るケースが多いようです。






※使用する薬剤でアレルギーを起こす方は施行できません。

※2回以上繰り返し施行することを推奨します。

※既に豊胸バッグが入っている場合は不適応です。

※詳しくは医師とご相談ください。





PLA注入法 \時価




豊胸の医学



 乳房(にゅうぼう)の構成要素は、乳腺組織を主として、ほかに脂肪、結合組織があります。また、直下の大胸筋も胸部のスタイルに深く関わっています。内分泌的にいうと、女性ホルモンによって乳腺の乳管が増殖すると同時に脂肪と結合組織も増え、乳房は発達します。
 よって、豊胸は、乳腺組織、結合組織、脂肪のいずれかを増やすことか、これらの代わりに人工物を入れることで実現します。

 また、豊胸には大きく分けて二種類ありますが、ひとつは形状のタイプを変えずに内容量を増やす単純な豊胸で、二つ目は乳房間が離れている場合やデコルテ部が広い場合に乳腺組織の無い部分も増大させて乳房の形を変える乳房形成です。

 スカルプトラでも単純な豊胸の方が簡便に施行できますが、乳房の形状タイプを変えたい場合は難易度の高い乳房形成を行っています。

 松井医院では、乳がん等の外科手術で培った知見と婦人科学で培った内分泌的アプローチをあわせて、医学的な豊胸を実現します。




松井医院の特徴



東京都心のプライベートクリニックです。




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