乳房(にゅうぼう)の構成要素は、乳腺組織を主として、ほかに脂肪、結合組織があります。また、直下の大胸筋も胸部のスタイルに深く関わっています。内分泌的にいうと、女性ホルモンによって乳腺の乳管が増殖すると同時に脂肪と結合組織も増え、乳房は発達します。
よって、豊胸は、乳腺組織、結合組織、脂肪のいずれかを増やすことか、これらの代わりに人工物を入れることで実現します。
また、豊胸には大きく分けて二種類ありますが、ひとつは形状のタイプを変えずに内容量を増やす単純な豊胸で、二つ目は乳房間が離れている場合やデコルテ部が広い場合に乳腺組織の無い部分も増大させて乳房の形を変える乳房形成です。
ヒアルロン酸注入でも単純な豊胸の方が簡便に施行できますが、乳房の形状タイプを変えたい場合は難易度の高い乳房形成を行っています。
松井医院では、乳がん等の外科手術で培った知見と婦人科学で培った内分泌的アプローチをあわせて、医学的な豊胸を実現します。